DJってかっこいいですよね。自分もDJをやってみたい!なんて思うけど、実際何やってるのかもよくわからないし機材は特殊で高そう。レコードなんて一枚ももっない。そんな方は多いのではないでしょうか。
私もそのように思っていましたが、今は機材を購入し仲間内の集まりではありますが趣味でDJをやったりしています。
今回はDJに憧れるけど何から手を付けていいかわからない方に少しでもチャレンジのハードルをが下がるようにと思い素人なりにこの記事を書かせていただきます。
なお、当方決して本気でやっているわけではなく、『ちょっとBBQで』とか『ちょっとホームパーティーで』ぐらいの軽い感じです。(ものすごく独学ですしへたくそですのですでにDJやってるよ!って人は見ないでください。)
注)この記事で扱うDJとはクラブで曲をノンストップでかけているようなタイプのDJを指しています。ヒップホップとかでスクラッチをしているDJさんとは別だとお考えください。
目次
■おすすめの始め方と初期費用
いきなり結論ですが、あくまで趣味としてDJを始める際にオススメなのはPCDJと呼ばれる手法です。PCDJとはその名の通りパソコンに入ってる音源を使ってDJプレイを行う手法であり、ターンテーブル(レコードが2台並んでるやつ)を必要としません。(本気でDJに取り組むならターンテーブルから入ったほうがいいかもですが。あくまで趣味レベルなら。)予算としても3~5万円程度で始めることができるのでかなりリーズナブルではないでしょうか。
PCDJではDJソフトをダウンロードし、多くの場合はそれをコントロールするオントローラーをPCに接続しDJプレイを行います。今回はこのPCDJについて少しご説明します。
■そもそもDJは何をやってるの?
「DJ」とは正式には「ディスク ジョッキー(Disc Jockey)」と呼ばれる職業でして、ディスク(=レコード盤)をあやつる人という意味です。
この記事であつかうクラブDJの人は、その場の雰囲気に合わせ選曲していき、途切れることなく 曲をノンストップで次々と流すことでその場のお客さんを常に楽しませるのが仕事です。
作業としてDJが何をやっているかをものすごく簡単にいうと、『曲を選んで次々につないでいる』ということになります。(もちろん実際はアレンジ等いろいろやってますが。)
■どんな機材がいるの?費用はどのくらい?
今回はPCDJをご紹介しますのでそれに合わせた機材をご紹介します。
- パソコン
- PCDJソフト
- PCDJコントローラー
- 各種ケーブル
- スピーカー
- ヘッドフォン
最小単位だとこのような感じでしょうか。
パソコンは基本的に持ち運びできるノートパソコンが良いでしょう。またPCDJのソフトは有名どころだと以下の4つでしょう。
- Traktor(シェア2位)
- Serato DJ (シェア1位)
- Rekordbox DJ
- Virtual DJ
どのソフトでも問題なくDJプレイができますが、 最もオーソドックスで、シンプルな操作性の『 Serato DJ 』か少しマニアックなところもありますが、世界的に人気が高く、拡張性や機能が多彩な『 Traktor 』あたりを選んでおくとよいかと思います。
また上記のソフトそれぞれに対応したコントローラーも選ぶ必要があります。 Serato DJ の場合はpioneerが初心者から上級者までフルラインナップで出しているのでオススメですし Traktor であれば開発元の Native Instruments社 が出している専用コントローラーがオススメです。
費用についてはパソコンを除くと、
- PCDJソフト:0~20,000円
- PCDJコントローラー:15,000~200,000円
- ヘッドフォン:5000~10,000円
- コード類:2,000~10,000円
- スピーカー:10,000円~100,000円
といったところでしょうか。
実際ホームパーティーで使うレベルであれば、
込々で5~6万円あれば問題なしかと思います。
■入門にオススメのコントローラー
● Serato DJ 用のオススメ機材
Pioneer/DDJシリーズ
PioneerのDDJシリーズは Seratoのコントローラーとしてはエントリーモデルから中級者向けモデル、ハイエンドモデルまで豊富にそろっており、初心者向けの入門機は DDJ-SB3であり、 直感的なDJプレイが可能なインターフェイスを取り入れ、DJが初めての方でも本格的なDJプレイを体験でき、DJパフォーマンスを上達させることができる「Serato DJ Lite」に対応したDJコントローラーです。
NUMARK / DJ2GO2 Touch
とにかく安く始めたいならこれ。持ち運びも用意でキャンプ場やBBQなどでも活躍します。ソフトも付属しておりすぐDJが始められるのも初心者むけです。
● Traktor 用のオススメ機材
NATIVE INSTRUMENTS /TRAKTOR KONTROL S2 MK3
Traktor の開発元であるNATIVE INSTRUMENTSからリリースされているコントローラーのうち入門機的な位置づけのものです。2チャンネル(2曲を同時にモニタリングしたり鳴らしたりできる仕様)で基礎を、学ぶにはピッタリですし、比較的コンパクトなので持ち運びがしやすいです。入門機といえども機能は十分ですので後々も安心です。
私はこれも前の型を使用していますが、TRAKTOR KONTROLシリーズはソフト開発元が直々に販売しているコントローラーですので非常に感覚的かつ違和感なく操作が可能です。
NATIVE INSTRUMENTS / TRAKTOR KONTROL S4 MK3
先ほどご紹介したS2 MK3 の上位もでるであり、 TRAKTOR KONTROLシリーズ のフラッグシップモデルです。 4チャンネル(4曲を同時にモニタリングしたり鳴らしたりできる仕様) でありクラブなどでの現場使用で使うプロも多いです。
今回は全くDJを知らないけどDJをサクッと初めて見たい方向けのに記事をかきました。趣味としてちょっと始めるにはそんなに多くのお金もかかりませんし独学で練習しても十分楽しめます。これを機にDJを初めて見てはいかがでしょうか。