キャンプの醍醐味といえば大自然の中でたべるキャンプ飯!でも初心者の方はどんなバーナーを選んだらいいか迷ってしまいますよね(私もめちゃくちゃ迷いました)私が友人にバーナーのオススメを聞かれた場合、まず初めに買うべきバーナーは家庭用のガスボンベ(CB缶)が使えるモデルをオススメしています。今回はCB缶が使えるメリットとオススメのシングルバーナーをご紹介します。
目次
■ガスボンベの種類【OD缶とCB缶】
一般的にキャンプなどで使用されるガスボンベはOD缶と呼ばれるものとCD缶と呼ばれるものの2種類があります。
〇OD缶
アウトドアでの使用をメインの目的とており、出力が安定しやすいことが特徴です 。また厨房用火力だけではなく、ランタンなどの燃料として使用できる場合があります。安定した火力を求める方や、寒い時期に使用する方に向いています。
〇CB缶
一般的なカセットボンベです。過程でカセットコンロを使用するときに用いるものと同じものをキャンプでも利用できます。火力はOD缶より若干劣るといわれますが、安価に入手できるのがメリットです。
■なぜ初心者にCB缶タイプをオススメするのか
私が週末キャンパーの方にCB缶タイプのバーナーをオススメする理由は以下の通りです。
- 家庭のカセットコンロの燃料と併用できる
- 入手が簡単
- 使い慣れている
- 重心が低く五徳が安定するものが多い
特に重要な理由は家庭のカセットコンロと燃料を併用できることではないでしょうか。
毎週キャンプに繰り出すガチキャンパーでない限り、年に1度か2度しか使わないキャンプ用品のために専用のガスボンベを買うのは非効率です。CB缶タイプであれは普段使っているカセットコンロ用のボンベをそのままキャンプでも使えるのでわざわざボンベ買い足したり、ストックしておく必要はありません。
また災害時などでカセットボンベ式のバーナーを使う際も燃料の調達は比較的容易です。
そしてCB缶タイプのバーナーは高さが低くなるので鍋などが安定するというメリットもあります。
■CB缶タイプのバーナーオススメ4選
〇 SOTO/ レギュレーターストーブ ST-310
SOTOの超人気モデルST-310 です。私も使用していますが、値段も手ごろでコンパクト。それでいて火力は強く、欠点が見つかりません。これは本当に名作です。
低温の外気により、火力低下を起こしやすいCB缶の弱点をマイクロレギュレーターが解消。外気温25℃~5℃の環境下でも常に一定の火力を発揮します。また、連続使用によるドロップダウンの影響を受けにくいマイクロレギュレーターの特性に加え、直径19cmまでの大鍋使用ができる大きなゴトクを装備することで数人分の料理もこなすことができます。
出典:SOTO http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-310/
〇 SOTO/レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330
五徳とボンベが分離しているのでスキレットや鉄鍋を使ってもボンベが熱くならず安心です。五徳も重心が低く安定しています。
マイクロレギュレーターを搭載した分離型ストーブ
連続使用時や低温時のボンベ内の圧力低下に影響されにくく、安定した火力を発揮します。
全炎口型の火口とすり鉢状のバーナーヘッドにより、優れた耐風性能を実現。
コンパクトに収納可能。
出典:SOTO http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-330/
〇 スノーピーク/HOME&CAMP バーナー
大人気のアウトドアブランド”スノーピーク”から発売されているシングルバーナーです。五徳を本体部分に収納するという斬新な発想で収納した姿は美しくすらあります。”家でもキャンプでも”というコンセプトなので家庭用のカセットコンロとしても十分に使えるスペックです。個人的に新しいバーナーを買うならこれですね。
〇 イワタニ/カセットガス ジュニアコンパクトバーナー
とにかくコンパクトで軽量なのがイワタニのジュニアコンパクトバーナー です。キャンプはもちろんですが、ツーリングや登山のお供としても活躍しそうです。小さくても信頼のイワタニ製ですので性能はばっちりです。
■まとめ
今回は家庭でもおなじみのカセットボンベが使えるキャンプ用バーナーをご紹介しました。たまに行くキャンプだからこそお金をかけずに、でも充実したものにしたいですよね!
今回ご紹介したバーナーはコンパクトかつ軽量なのでキャンプ以外でも使う場面が多いと思います。ぜひ一家に一台シングルバーナーを導入しましょう!