やっと梅雨もあけてきたので久しぶりに福井県おおい町まで足を延ばし筏釣りを楽しみました。筏釣り釣りというと初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。ですが個人的には、プレッシャーの高い堤防よりもぐっと魚との距離が近く、初心者にもオススメです。
今回は初めて筏釣りに行こうとしている方が少しでも快適に釣りができるように私なりの筏釣りの注意点をまとめてみました。
目次
筏釣りとは?
筏(イカダ)釣りとはフロートと呼ばれる複数の浮力体の上に木材を組み、その上を歩けるようになっている釣り場で行う釣りのことです。
基本的には複数人が乗れる筏に船で渡り海上に浮いた状態で釣りを楽しみます。渡船料は様々ですが、だいたい3000円/人くらいが平均です。
筏釣りが初心者にオススメな理由
釣れる魚種が多い
筏釣りでは岸から狙える魚はもちろん、岸からではなかなか狙いにくい魚も狙うことができます。とくに鰆や鯖のような回遊性の青物を狙う際は岸からだとかなり難易度が上がりますが、筏だと結構簡単に釣れたりします。ほかにもロックフィッシュやチヌも狙うことができますし、サビキや落とし込みでアジやカワハギも簡単に釣ることができます。
また筏の真下にシーバスがたまっていることも多く様々が魚種を狙うことができて楽しいです。
魚のプレッシャーが少なく釣りやすい
岸釣りの場合は誰でも釣り場にアクセスできるためかなりハイプレッシャーになっている場合が多いです。朝まずめなどの人気の時間帯では堤防に所狭しと釣り人が並んでいたりします。
筏は常時人がいるわけではないので魚のプレッシャーが低く初心者でも釣りやすい環境といえるでしょう。
周りに気を使わない
初心者の方にとって釣りのハードルの一つが周りの人への気遣いだと思います。(私も気を使ってしまたったりライントラブルで周りの目が気になったりします。)
筏釣りでは基本的に1グループが1つの筏を利用するので気のしれた仲間だけでのんびり釣りを楽しむことができます。
遠投が必要ない
青物やシーバスを堤防から狙う場合かなりの遠投が必要になりますが、筏であれば初めから沖に浮いているのでさほど必要ではありません。むしろ足元に巨大なシーバスが潜んでいたりします。
船頭さんが釣れる魚や仕掛けを教えてくれる
筏渡しの船頭さんは釣りのプロです。どこでどんな魚が釣れているか大体把握しているのでいろいろ聞いてみましょう。また船頭さんと仲良くなると海の幸などのお土産をくれることもあります。
筏釣りのデメリット
移動ができない
筏は一度乗ってしまうと迎えを呼ぶまで同じ場所で釣りをすることになります。ですので簡易の椅子を持っていくなどしどっしりと腰を据えて釣りをしましょう。またコンビニおにぎりなどの軽食と飲みものを用意することをオススメします。
トイレが簡易的
大抵の筏はトイレが非常に簡易的です。筏の真ん中くらいについ立てがたっていて真下に穴が開いているスタイルが一般的ですので女性などはプライバシーの観点から少し気を付ける必要があります。
船酔いする場合も
筏は海底にロープで固定してありますが波で多少揺れます。乗り物酔いになりやすい方は必ず酔い止めを用意していきましょう。
筏釣りの完全ガイド
ある程度狙いの魚種を絞る
筏は五目釣りが可能です。ですが、あらかじめメインで狙う魚を決めていくとよいでしょう。船頭さんも必ずどんな魚を狙いたいか聞いてきます。狙っている魚を伝えてあげると数ある筏の中からその魚にあった場所を選んで連れて行ってくれます。
事前に渡船屋を調べて予約をする
筏の大きさや料金は渡船屋さんによって様々です。人数や狙いたい魚種に合わせて事前にリサーチをしていくとよいでしょう。
筏釣りをする際に絶対に持っていくべきもの
- 酔い止めの薬
- 日焼け止め
- 防止
- ライフジャケット
- フィッシングナイフ
- 折りたたみ椅子
- クーラーボックス
特にライフジャケットは必須です。場合によってはライフジャケットがないと筏に渡してもらえない場合もあります。渡船屋さんでレンタルできる場合もあるので事前に調べてみましょう。
また魚が釣れた場合にさっと〆めたり血抜きができるようにフィッシングナイフを用意したほうがいいです。特に鯖などの青物は早めに内蔵を抜いたほうが寄生虫のリスクも減りますし味も落ちません。
そして釣れた魚を鮮度良く持ち帰るためにかならずクーラーボックスと氷を用意していきましょう!
まとめ
筏釣りは事前にある程度準備してさえいれば初心者の方でもかなりの釣果を見込めます。朝まず目の時間から半日くらいで十分楽しめますので家族や親しい友人でぜひ遊んでみてください。