前回、アブのワールドモンスター734hのグリップを熱圧縮チューブと凧糸でツララ風にカスタムしました。
【ツララ風】熱収縮チューブによるロッドのグリップカスタム【DART風】
これに味をしめて今回はズームサファリ765LをDRT風にしてみました。
目次
細かい説明は前の記事を読んでもらうとしていきなり巻き始め
用意するものは前回と一緒でロッドと凧糸、熱アッシュチューブ(今回は内径25mm)、セロテープです。
まずはグリップに凧糸を巻いていきます。今回は新品のズームサファリなのでビニールの上から凧糸を巻いていきます。ビニールの上から巻くことでコルクの痛みを防ぎリセールバリューがよくなりますね。
今回はDRT風なので凧糸はクロスさせず螺旋状に巻いて行くだけです。とっても簡単ですがロッドの持ち手に合わせて螺旋の向きと幅を考えてくださいね。
端をセロテープで固定して準備完了です。(ビニールがついているので気兼ねなくセロテープを貼れます。)
ズームサファリはグリップが滑らかに湾曲してますがどうなるでしょうか。
あとは頃合いの長さにカットした熱圧縮チューブをすっぽりかぶせてドライヤーで熱していきます。
家庭用のドライヤーではなかなか根気が必要ですが気合いでのりきります。お金に余裕がある方はヒートガンを買いましょう。
無事巻き上がりました。どうでしょう。けっこう様になっています。
予算1000円以内!これだけでけっこう雰囲気が変わる
熱あっしチューブは通販で500〜1000円くらい、凧糸は100均ですのでコストは極小ですが見た目含めてめちゃくちゃ雰囲気が変わります。
わたしは基本的にズームサファリのコルクグリップのレトロな雰囲気が好きなのですが意外とこのラバーグリップの硬派な感じも合いそうです。
やってみて分かった熱圧縮グリップカスタムのメリット
パックロッド特有の先重り感の軽減
パックロッドは継ぎが多い分どうしてもロッドを持った時に先重り感がでてしまいます。これに対しグリップにラバーチューブを巻くことでグリップ側の重量が増し、若干先重り感が軽減します。(その分全体の重量はましますが)
コルクグリップの劣化軽減
コルクグリップは雰囲気も良くとても好きなのですが海での使用が多いとすぐ汚れたり目抜けたりします。ラバーを被せることで劣化を軽減できるためリセールバリューが上がります。
まとめ
予算1000円でガラッと気分が変わるとともにリセールバリューが上がることから個人的にはぜひやるべしだと思ってます。
よかったら巻き方の参考にしてください。