久しぶりに家族4人でのキャップでして、以前から使っていたケシュアのテントが手狭になってきたことから比較的大きなニュートラルアウトドアのGE4.0を購入しました。
初張りを終えましたので良かった点や悪かった点などレビューしていきます。
目次
ニュートラルアウトドアってどんなブランド?
ニュートラルアウトドア(NEUTRAL OUTDOOR)はは2015年に立ち上がった比較的新しいブランドです。とても人気でブランドのアイコン的なゲル型テントのGEテントシリーズや、レトロなロッジスタイルのLGテントなど、お洒落なテントを展開しています。
ブランド全体としてアイボリーやナチュラルカラーを基調としており、自然に溶け込む優しいデザインのギアが特徴です。
また価格も押さえられていながらしっかりポイントを抑えたギアが多くファミリーキャンプの強い味方感があります。
人気のベルテント GEテントシリーズとは?
ニュートラルアウトドアが人気になったのはおそらくこのGEテントシリーズだと思います。
いわゆるゲル型、ベルテントと言われるデザインでモンゴルの遊牧民が住んでいそうなワンポールテントです。
このタイプのテントで有名なのはノルディスクのアスガルドです。アスガルドはとてもいいテントですが10万円程しますし、素材もコットンで玄人向け、、、ファミリーキャンパーには少しハードルが高いのです。
そんな中、ニュートラルアウトドアのGEテントはデザイン、カラーがアスガルドに近く価格も手頃で手入れも楽なポリエステルなので初心者キャンパーにもオススメです!
テント仕様
^_^■本体生地:
ポリエステル68Dリップストップ
PUコーティング耐水圧3000mm
UVカット加工
■ボトム生地:ポリエチレン195g 防水シート
■ポール:アルミニウム(メインポール φ29mm/前室ポール φ22mm)
■カラー:アイボリー
GEテント4.0を使ってみた!
良かった点
設営手順がわかりやすく、一人で設営可能
GEテントはいわゆるワンポールテントなので設営自体は簡単です。
まず底面の8角形に沿ってペグダウンし、センターポールを立ち上げ(この時点で自立します。)、入り口を固定するV字ポールをテント内からセット、最後にフライシートのロープを張りペグダウン。
ペグダウンの数は多いですが初めてでも30分かからずに設営できました!
子供連れでは一人で設営出来ることと直ぐに立ち上がることはとても重要な要素なのでこの点はかなり評価が高いです。
広々とした空間と高い天井
このGE4.0ですが5-8人用です。
設置してみると外から見た大きさはそれほどでもないものの、中に入ると天井が2m以上と高くとにかく広々。家族4人の寝床を用意しても子供たちが遊びまわるスペースが十分確保できます。
側面の立ち上がりのおかげで有効なスペースが多くゆったりとした空間になります。妻も天井が高く屈むことなくテント内を移動できる事にとても喜んでいました。
コスパがいい
このクラスの大きさのテントは10万円近くすることが多いですが、このGEテントは5万円ちょっとで購入できます。更に楽天ならかなりのポイントバックもあり、実売は5万円ちょうどくらいでした。
ガチキャンパーではなく年に数回のファミリーキャンパーとしてとてもありがたい価格です。
悪かった点
ペグ撃ちの多さ
とにかくこれ。単純作業なので、難しくはないのですが合計25本(底面12本、フライ12本、入口1本)なので、夏は汗だくなりそうです。
意外と風通しが悪い
ベンチレーションは多いのですが窓自体は小さくイマイチ風通しが悪いです。真夏はちょっとしんどいかもしれません。
逆に涼しい季節ならむしろ保温が効いてよさそうです。今回は7月1週目(最高気温30度、最低22度)でまずまず快適でした。
ペグが安っぽくてすぐ曲がる
付属のペグはよくある安っぽいものでした。この辺りは価格を考えるとしょうがないです。硬いところで立てるならソリステなどの硬いペグに変えとく方が無難です。
明るすぎる
アイボリーのポリ幕なのでよく光がはいります。日中は良いですが朝方4時ぐらいから比較的明るくなってしまい子供が起きそうでした。
気になる方はインナーテントを買った方が良いかもしれません。
入り口が低く屈む必要あり
この辺りはしょうがないですが入り口は少し低く出入りは屈みます。私は入り口外側にシートを敷いて靴を脱ぎ履きするスペースを作るとだいぶ改善しました。オレゴニアンキャンパーの防水シートがオススメです。
全体的にはコスパ良し
すこし気になった所もありましたが全体的には完成度が高くコスパの良い幕だと思います!ガチキャンパーではなくファミリーユースで少しお洒落なテントが欲しい方にはかなりおすすめです。
またペグ撃ちしんどい方にはロッジ型のLGテントも良さそうです。