わたしが、いつかやろう、やろうと思いながら手を出していなかった釣りがあります。
それはタコ釣り。パックロッドばかりを買い漁る私には縁のない釣りだとばかり思ってました。
今回会社のパイセンに誘われてついに船タコデビューしました。
もちろんパックロッドで挑んだのでレビューしたいとおもいます。

目次
はじめに
兵庫県・明石沖は、全国的にも有名なマダコの好漁場。いわゆる「明石ダコ」を狙って、毎年多くの釣り人が遊漁船に乗り込みます。
私自身、今回初めて明石のタコ釣りに挑戦してみましたが本当に一大産業!朝から船着場への道は大混雑です。
基本を覚えれば初心者でも十分楽しめる反面、資源保護などの観点から細かなルールがたくさんあります。毎年ルールが変わるので事前によく確認してから臨みましょう!
今回は、明石のタコ釣りの特徴から注意点、2026年の最新ルール、初心者向けの仕掛けまで紹介します。
1.明石のタコ釣りとは?特徴は?
明石のタコ釣りは、兵庫県の明石海峡周辺でマダコを狙う釣りです。
明石海峡といえば、潮の流れが非常に速いことで有名な海域。潮流が速いため、比較的浅いポイントでも重めのオモリを使い、仕掛けを海底にしっかりと安定させながら釣ります。
明石の船タコでは、水深10~20m程度の浅場がメインになることも多い一方、季節やポイントによってはさらに深い場所を狙うこともあります。2025年の釣行情報でも、明石では速い潮流に対応するため50号以上のオモリが使われることが紹介されています。 (【TSURI HACK】日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック)
タコ釣りの基本は非常にシンプル。
タコエギなどの仕掛けを海底まで落とし、オモリを底につけた状態でチョンチョンと小刻みに動かします。
すると、海底にいるタコがエギに抱きつくのです。
魚のように「ブルブルッ」と明確なアタリが出るとは限りません。
「なんとなく重くなった」
「根掛かりかな?」
という感覚が、実はタコがエギを抱いていることがあります。
ここがタコ釣りの面白いところです。
重みを感じたら、すぐに慌てて巻き上げるのではなく、少し誘ってタコをしっかり抱かせてから合わせるのが基本。
海底からタコを引きはがした瞬間の「ズシッ」という重量感は、タコ釣りならではの楽しさです。
そして、明石タコのもうひとつの魅力が食味。
明石で釣れるマダコはブランドとしても知られており、釣ったタコを持ち帰って食べる楽しみもあります。
また明石の船タコは砂地での釣りがメインなため根掛かりもほとんどなく初心者でも楽しく釣ることができます!
2.明石のタコ釣りの注意点
初めて明石でタコ釣りをする場合、最も注意したいのが「ルールを事前に確認すること」です。
明石では、マダコ資源の減少を受けて、釣り人にも資源保護への協力が求められています。明石市沿岸では、漁業者による放流など、タコ資源を回復させるための取り組みも行われています。
特に注意したいのが小型のタコ。
2026年のルールでは、100g以下のマダコは採捕できず、釣れた場合はリリースが必要です。私が乗った船ではスタッフの方が、(この大きさはリリース!)とか(この大きさはキープOK)など優しく教えてくれました。
また、仕掛けについても注意が必要です。
「釣れるから」という理由でエギをたくさん付けたり、エサを付けたりするのはNG。
2026年は、タコエギ・スッテなどの数や針の形状、ワームの使い方まで細かく決められています。
さらに、明石のタコ釣りでは遊漁船ごとに独自の注意事項が設定されている場合があります。
例えば、PEラインの号数やオモリの重さ、使用可能な仕掛けなど、船によって指定があるケースがあります。
そのため、初めて乗船する場合は、
「予約した遊漁船のホームページを確認する」
「分からなければ船長に聞く」
この2つを必ず行うようにしましょう。
3.2026年最新のルールと2025年からのルール変更
ここは2026年に初めて明石タコ釣りに行く方にとって、最も重要なポイントです。
まず、2025年の船タコ釣りでは、基本的に、
・100g以下のタコはリリース
・タコエギは2個まで
・カエシ付きの針は禁止
・針は180度までの半傘タイプ
・段差のある多段針は禁止
・エサは禁止
といったルールが設定されていました。 (【TSURI HACK】日本最大級の釣りマガジン – 釣りハック)
そして2026年には、さらに仕掛けに関するルールが明確化されています。
2026年の主なポイント
①エギ・スッテなどは合計2個まで
タコエギやスッテ、疑似餌などは合計2個まで。
アームや集魚アイテムについても、仕掛けによっては1個としてカウントされるため、何でも追加すればよいというわけではありません。
②針は半傘タイプ
針が360度ぐるっと付いている「全傘型」の仕掛けは禁止。
180度を超えて針を配置することもできません。
また、針は一段のみで、多段針は禁止されています。
2026年は1つの仕掛けにつき5本までの針が認められていますが、遊漁船によっては独自のルールがあるので乗船する船のルールを優先しましょう。
③カエシ付きの針は禁止
バーブレスが基本です。
手持ちのタコエギにカエシが付いている場合は、プライヤーなどで潰して使用する必要があります。
④エサは禁止
イワシ、サンマ、貝類などの生エサだけでなく、ラードやバターなどの動物性・油脂系のものも禁止されています。
そして2026年の大きな変更点が、ワームの使い方です。
これまではワームを使ったチューニングが行われることもありましたが、2026年からは「カンナへのワームのちょん掛け」が禁止されました。
ワームを使用する場合は、エギ本体にしっかり固定する必要があり、固定には結束バンドや輪ゴムなどが使われますが、針金など金属製の固定は禁止とする船もあります。
ここでは書きませんが、船タコのルールと明石市沿岸のタコ釣りルールは同じではないことがあります。
4.専用タックルなんてない!手持ちのビッグベイトタックルで勝負!
それでは、初挑戦で用意したい基本的な仕掛けを紹介します。
明石の船タコ釣りでは、基本的に、
ロッド ↓ ベイトリール ↓ PEライン ↓ リーダー ↓ タコエギ・スッテ ↓ オモリ
というシンプルな仕掛けで狙います。それでは今回のタックルをご紹介します。
ロッド

タコ専用ロッドがおすすめですが、今回はなんとパックロッド!
ボートシーバスでメガドッグ投げる用に所有していたフエルコのXT-605-4Cでのチャレンジです。キャスティングで200gまでいけるので50号のバーチカルな釣りはおそらく余裕でしょう。
、
これでもタコがエギを抱いたことを感じ取れる感度と、海底からタコを引きはがすパワーの両方が必要になります。果たしてXT-605-4Cはどうでしょうか。
(安いタコロッド買えばよかった)
リール
ベイトリールが一般的とのこと。
タコ釣りでは仕掛けを海底に落として、細かく誘い続けます。
そのため、クラッチを切って仕掛けを落とし、すぐに巻き上げられるベイトリールが扱いやすいです。
今回は手持ちのカルカッタコンクエストDC200で臨みます(宝の持ち腐れ)
PEライン
PEラインは1.5~2号程度が使われることが多いですが、ここは遊漁船によって指定があるため、予約時に確認しましょう。
今回はPE2号200m巻きました!
オモリ
明石は潮が速いため、50号程度のオモリを使用することが一般的です。
潮が速いと仕掛けが流され、海底が分からなくなります。
タコ釣りでは「底を取る」ことが非常に重要なので、船長の指示した号数を使用しましょう。
タコエギ
初心者なら、まずはタコエギを2個セットするシンプルな仕掛けがおすすめとの情報を信じ、ダイソータコエギとAmazonで安いタコエギを、買いだめました!
カラーは黄色、オレンジ、ピンクのみしか手に入らず、(ダイソー釣具人気すぎw)不退転の決意です。
実際明石のタコ釣りは砂地がメインとなり根掛かりがほとんどないので結果なんとかなりました!

基本の釣り方
仕掛けを海底まで落としたら、オモリを底につけます。
その状態で、
「チョン、チョン」
と竿先を小刻みに動かします。
重要なのは、仕掛けを激しく動かし続けることではありません。
動かす。
止める。
少し待つ。
また動かす。
この繰り返しです。
タコが抱く「間」を作ることが大切です。
そして、竿先に「ズシッ」とした重みが乗ったらチャンス。
根掛かりのように感じても、タコが抱いている可能性があります。
焦らずにしっかり抱かせ、タイミングを見て合わせます。
タコが乗ったら、あとは一定のスピードで巻き上げていきます。
水面まで来たタコは、最後まで油断禁物。
船べりでバラさないよう、ネットなどを使って取り込むと安心です。
そして最後に注意が必要なのが釣り上げてから。
安直にバケツに入れると確実に脱走します。
洗濯ネットなどにいれ脱走防止を図りましょう!

5.結果
初めての船タコでしたが、ありものタックル+ダイソーエギで12キャッチ!(リリースを含めるともっと釣れました!)
今回、初めて明石のタコ釣りに挑戦してみて感じたのは、簡単!釣れる!船でかいから酔わない!です!細かなテクニックを駆使しなくても釣れるのでじつはファミリーフィッシングにもかなり向いていると思います。

と言いながら大事だと感じたのは、底を感じ続けること。これはマストでした。
逆に底を感じていれば初心者でもなんとか釣れる。
明石の海で感じる「ズシッ」としたタコの重量感は、一度味わうとクセになります。
今回はフエルコ605でチャレンジしましたがもう少しライトな竿でもなんとかなりそうなので所謂怪魚系のパックロッドなら専用でなくても大丈夫そうです。

※ルールは変更される場合があります。特に2026年は変更点があるため、釣行直前に明石市漁業組合連合会や乗船する遊漁船の最新案内を必ず確認してください。