目次
■はじめに
本記事はこれからバス釣りを始めてみたい人。また最近バス釣りを始めてみたけどまだ一匹も釣ったことない人に向けた記事です。※偉そうに書きますが、私もたまに野池のでさらっと釣りをするレベルの初心者アングラーですのでそこは大目にみてください。
私は小学生のころ読んだ漫画【釣りに行こうぜ!/森一生】に影響されバス釣りを始めました。でも当時は最初の一匹を釣るのにめちゃくちゃ苦労しまして、、エサでギル釣って満足している小学生でした。今でこそ、まぁ普通に楽しめるレベルには釣れるようになりましたが、最初のころはルアーもどんなものを使えばよいかわからず、見よう見まねでカッコいいルアーを投げては釣れず帰る日々の繰り返し。昔の自分がまず一匹釣るためにはどうすればよかったかちょっと考えてみました。
■前提条件
この記事ではまず一匹にこだわって考えてみたいと思います。もちろん諸条件等あるので机上の空論だけで一概に言えるものではないと思いますが、初心者の方がいきなり諸条件を勘案して最適解を導くのは難しいと思いますので以下の点を重視して考えていきます。
- 釣れるバスの大きさにはこだわらない
- 難しいリグは使わない
- 遠投が必要ない
- 見えている魚にも有効
- 予算的に多額にならない(ロッド、リール込みで1万5千円以内)
■仕掛け
ロッド(釣竿)
まずロッドですが、バス釣りに使用する竿には大きく分けて2種類あります。一つ目はスピンニングリール用のロッド、二つ目はベイトリール用のロッドです。二つの違いは割愛しますが、初心者の方は必ずスピニング用のロッドを選択してください。(店頭での見分け方は、グリップのところにかぎ爪みたいなのがついてないいないものです)
長さは自分の身長+30~40センチぐらいを目安にし、硬さはライト(L)もしくはミディアムライト(ML)あたりが汎用性が高く使いやすいでしょう。
↓初心者にオススメなロッド(安くても性能が良いもの)
リール
上記でも書いた通りスピニングリールを選択してください。スピニングリールの特徴としては比較的ライトなルアーでも投げやすい。飛距離が出やすいことと、ライントラブルが起こりにくいなどの特徴があります。
リールには番手というものがあり、バス釣りで初心者がつかうのであれば各メーカーの2000~2500番台を使うとよいでしょう。(だいたい商品名に番号が海底あります)
↓初心者にオススメなスピニングリール(安くても性能が良いもの)
ライン
バス釣りで用いられるラインは主に三種類あります。
- フロロカーボンライン
- ナイロンライン
- PEライン
細かな違いはここでは説明しませんが、初心者の方はナイロンラインをオススメします。(フロロカーボンでもいいですがPEはセッティングがややこしいのとライントラブルが多いのでオススメしません。)ナイロンラインのメリットは、トラブルが起きにくく、水に浮きやすくしやなやかで、根ズレ・擦れに強いことです。ラインの太さは、ナイロンラインであれば、4lbから6lbを75m。 ワームオンリーなら4lb、 ルアーも使ってみたい場合は 6lbを選ぶとよいでしょう。
↓初心者にオススメなライン
ルアー
まず一匹ということであればワームをオススメします。ハードルアーももちろん使ってみてほしいですが、一コ当たりの値段が高くまた、ちゃんと意図をもって使わないとなかなかつれません。
一方ワーム(ソフトルアー)であれば一袋に複数個入っているので根かかりでなくなってもすぐに交換できます。
とにかく釣るということであれば、オススメはゲーリーヤマモトの4インチカットテールワーム。私自身何度このルアーに助けられたかわかりません。魚がいそうな場所に投げて沈めるだけで釣れることもあります。また比重が重く投げやすいので初心者にオススメです。
フック(釣り針)
上記のゲーリーヤマモト4インチカットテールワームを使う前提で話をする場合のおすゝめフックは1~2グラムのジグヘッドまたはマス針です。風が強かったりして投げにくい時はジグヘッド、比較的投げやすい時はマス針を使うと良いでしょう。またフックサイズは”#1/0”(4号)が推奨されています。
■狙い方
まず4インチカットテールワームを下の写真のように中間で針にかけます。(これがワッキーリグ呼ばれる仕掛けです。)
写真はマス針ですが、重さが欲しい時はジグヘッドリグでも構いません。
あとは魚のいそうな場所(倒木が見えている場所とか、人口の取水塔とか湖面にせり出した木の枝の下とか、沖よりも割と岸沿いのほうが魚はいます。)に向かって投げるだけです。着水したらすぐには巻かず、少しそのまま沈めてみてください。この時が最もつれやすいので糸を適度に張ってアタリが取れるようにしてください。
コツッコツッと魚がつつくような感覚がればなにかしらのさかながつついてる可能性が高いので竿をしゃくってアワセてみましょう。
■まとめ
個人的はカットテールワームのワッキーリグが最も汎用的に釣れる仕掛けだと思います。ポイントは泳がせる釣りではなく点でねちねち釣りをすること。水中の立ち木やオーバーハングの下をねちっこく探ると釣れる仕掛けです。
バス釣りは状況やその日のコンディションなどで自在にルアーを変えるなど考えて釣りをする必要があります。しかし何事も最初はわからないと思いますので、まず一匹釣ってみたいって方はこの釣り方を試してみてください。