最近、バンライフ/VAN LIFEというのが流行っています。海外では家を持たずにフルサイズバンを居住できるようにカスタムして旅をしながら車中泊で暮らすようなインスタグラマーもおり、その自由で奔放な生活に憧れた人も多いのではないかと思います。
しかしそれを実践するとなるといろんなものを犠牲にする必要があり実際にはなかなか手を出しにくいもの。今回は週末だけでもバンライフ気分を味わうのにピッタリなミニバンのうちレトロなルックスでお洒落な車をご紹介します。
目次
■ダッジ/ラムバン
アメリカの自動車メーカーであるクライスラーがダッジブランドで発売していたのがこのラムバンです。本国アメリカでは商用車のフルサイズバンとして人気がありましたが日本で乗るにはサイズダウンしたショーティが乗りやすいでしょう。1970年~2003年まで製造販売されており、中古車での購入になる。基本的に壊れやすいと噂のアメ車だがラムバンはもともと商用だったこともあり構造が簡単なため比較的故障が少ない部類に入るといわれています。
ラムバンは商用モデルの”パッセンジャー”と乗る人の快適性を高めた”コンバージョン”(正確にはコンバージョンは アメリカ本国に数あるコンバージョンメーカー がカスタムしたもの)があり、日本でみられる中古車はほとんどがパッセンジャーのようです。社内も広く車中泊にぴったりで、最近では価格も少し下がってきているので程度の良い車体があればぜひ乗ってみたい1台です。
注意点としては左ハンドルである点と、幅の広さで狭い道での取り回しに気を使います。ただ、ショートモデルであれば長さは国産ミニバンとさほど変わらないので買うならショートタイプがオススメです。
■フォルクスワーゲン/ヴァナゴン
キャンパーの中では憧れの車ですね。 フォルクスワーゲンの「トランスポーター」 とよばれるバンシリーズのなかでも 3代目 以降のものがヴァナゴンと呼ばれます。中でも特に人気があるのは”T3”とよばれる三代目モデルでそのレトロなルックス圧倒的な室内の広さでアウトドアユーザーに熱狂的なファンを持ちます。
あの森山直太朗がキャンピングカー仕様にカスタムしたヴァナゴンに乗っているので有名にもなりました。
注意店としては古い車特有の故障の多さでしょうか。しかしそれを補って余りある魅力があるので一度乗ってみたい車です。
■三菱/デリカスターワゴン
現行でも大人気の三菱デリカシリーズの祖先です。角ばった見た目とバンにあるまじきオフロード感から1999年に生産終了してからも根強い人気があります。フロントにスペアタイヤをつけるカスタムやリフトアップなどカスタムの幅も広く自分の個性を引き出してくれる車です。
注意点としては高い車高のせいで乗り心地がいまいちなんて噂を聞きます。サスペンションを交換するなど専門のショップできちんと相談して購入を検討するほうがよいでしょう。
■日産/キャラバンコーチ
ハイエースのライバルとして長年商用バン界を牽引する日産キャラバン。商用車として働く車のイメージが強いですが、実は乗用に特化したコーチというシリーズがあります。中でも平成前半に販売されたモデルは内装が非常に豪華でリムジンのような居住空間となっています。
余談ですが。、私が大変お世話になっている大阪の中古車販売店のカースピリッツさんにものすごくカッコいい一台があります。お近くに方はぜひ見に行ってみてください。
https://carspirits.spcar.jp/stocklist/
■ トヨタ/ハイエース(FLEXカスタム)
トヨタの伝説的商用車ハイエースですが、その圧倒的な積載量とトヨタ車の信頼感、新車で買える車とは思えないレトロなルックスからキャンプなどアウトドアでも大人気です。
そんなハイエースをよりお洒落に乗るのであればぜひおすすめしたいのが、フレックス株式会社が展開するハイエースカスタムです。商用車感が強いハイエースをまるで西海岸のサーファーの愛車のようにカスタムするRENOCAとうサービスが注目されています。ハイエースは現行車種であり燃費や故障のリスクも低いことからお洒落さと維持費を両立するこの画期的なカスタムはぜひ一度店に見に行く価値があると思います。
■まとめ
今回はレトロでお洒落なバンを中心にご紹介しました。私自身、いままでSUV(というかクロカン車)ばかり乗ってきましたが、次の一台は人も荷物ものるバンにしようと思っています。息子と週末に車中泊をしながら釣りに行くなんて夢の様ではありませんか。
非日常を味わいに週末バンライフにチャレンジしましょう!