ある程度釣りに本腰を入れてくると必ず必要となってくるのが長靴ですよね。バス釣りでは野池の散策や藪こぎ、河口や海では岩場の上や滑りやすい場所、あとちょっと立ち位置が確保できれば投げたいポイントにアプローチできる場面は結構多いです。
私はこのような時のために必ず長靴を用意して釣りに出かけます。特に気に入っているのが日本野鳥の会の長靴です。バードウォッチングの政界からやってきた長靴ですが、これが釣りにピッタリですので今回ご紹介します。
目次
日本野鳥の会のレインブーツとは?
その名の通り日本野鳥の会からリリースさているレインブーツで、5000円を切る価格ながらお洒落なデザインと機能性の高さから人気の長靴です。
もともとはバードウオッチング用として湿地や山に入ることを想定して販売されていますが、その機能性の高さやデザイン性の高さから釣りや野外の音楽フェスでの使用もできるため若い方にも人気の商品です.
結論:日本野鳥の会の長靴は釣りにピッタリ!
そんな日本野鳥の会の長靴ですが、先に結論を言ってしまうともう釣りにピッタリな要素が満載です。私は夫婦でかれこれ3年以上、日本野鳥の会の長靴を愛用していますのでオススメのポイントやサイズ選びのポイントをご紹介します。
オススメする6つの理由
理由1:とにかく軽い
シマノやダイワの釣り用長靴ってしっかりした作りの分重いですよね。だいたい片足で800~900グラムぐらいあります。特に野池の藪こぎなどでは体力勝負になることも多いので重い長靴では後半足が疲れます。
日本野鳥の会の長靴は片足300グラム程度と非常に軽く長時間の釣行でも疲れにくいです。
理由2:生地が柔らかくて動きやすい
日本野鳥の会の長靴は生地のぐむが薄くかなり柔らかいです。履いていない状態では自立せずくたっと倒れるほど。これが履いてみると足首の曲げ伸ばしを邪魔することなく非常に履き心地が良いです。かといって破れたりする心配はなく、私も3年以上結構ハードな状況で使用していますが、まったく敗れる気配はありません。
理由3:着脱が簡単
長靴って脱ぐのがけっこうめんどくさいじゃないですか。特につりでがっつり汚れた長靴を脱ぐのに手を使わないと部げない状況とか結構ストレスだと思います。でも日本野鳥の会の長靴はかかとにヒールキックがついており、足でかかとを踏むことで手を使わなくても簡単に脱げるような仕組みになっています。これが釣り場では結構嬉しいポイントです。
理由4:収納がコンパクト
生地が柔らかく折りたたみができるので収納はかなりコンパクトになります。また収納袋も付属しているので社内やバックパックの中に忍ばせておくにもピッタリです。
コンパクトであるがゆえにどこにでも気兼ねなく持っていけるのでちょっと出先で釣りがしたい時などに大活躍します。
理由5:デザインがカッコいい
これに関しては個人の趣味もあるかとはおもいますが、デザインが非常にカッコいいと思います。長靴っておじさん臭い印象がありますが、子の長靴は若い方は音楽フェスや雨の日の外出用に使うぐらいお洒落なデザインです。
とは言いながら自然に溶け込むナチュラルなデザインですのでアウトドアでの使用にも違和感はありません。
理由6:安い!
これめちゃくちゃ大事じゃないでしょうか。釣り具メーカーのちゃんとした長靴って平気で1万円を超えてきます。でも使う場面は限られておりなかなか購入に踏み出せません。しかしこの日本野鳥の会の長靴は4千円台で購入ができるためお財布にとてもやさしいです。ただ安いだけではなく性能やデザインもばっちりですのでいろんな用途に使えるコスパのいいモデルだと思います。
より快適に日本野鳥の会の長靴を釣りに使うためのポイント
少し残念なポイント
こんないいことずくめな日本野鳥の会の長靴ですが釣りで使用するとなると少し改善すべきポイントもあります。それはソールの薄さです。軽さや柔らかさはメリットなのですが、岩場を歩くことが多い釣りの場面ではありの裏に岩場の出っ張りがダイレクトに感じられストレスになります。これはもともと岩場を歩くことを想定していないので致し方ないところですが、ちょっとしたカスタムで改善することもできます。
残念ポイントを改善するために
ずばり中敷きを敷きましょう。
中敷きをはくだけで相当改善します。また中敷きを入れることで汗などを吸い取り消臭効果もきたいできます。蒸れることが多い季節はとくに入れることをオススメします。
オフィシャルの中敷きは1600円と結構なお値段がしますが、100均などの中敷きでも十分に効果がありますので是非試してみてください。
サイズの選び方
サイズ表は以下の通りです。私個人のオススメとしてはワンサイズ大きめをチョイスしたほうがいいと思います。理由としては中敷きを入れることや厚手の靴下をはいたりズボンのすそを長靴に入れる際に少し余裕のあるサイズのほうが助かるからです。私は普段25センチのスニーカーを履きますが、2Lを購入しました。基本的にはズボンのすそをインするのでちょうどいいサイズ感です。
普段の靴のサイズ | ゆったりめ | ぴったりめ |
22.0~23.0 | S | SS |
23.5~24.0 | M | S |
24.5~25.0 | L | M |
25.5~26.0 | 2L | L |
26.5~27.0 | 3L | 2L |
27.5~28.0 | 4L | 3L |
28.5~29.0 | – | 4L |
まとめ
日本野鳥の会の長靴は釣りの長靴として十分な性能を有しており、価格的にもお財布にやさしい超優良選手です。
実際私が使っていても水が入ってきたりすることもなく非常に動きやすいのでこれ以外の長靴は考えられないくらいです。ソールのグリップ力は釣りメーカーのものには劣りますが、足首の可動域が広い分動きやすいので結果として店頭などのリスクは少なくなっている印象です。
軽くてコンパクトな釣り用長靴を探している方はぜひ日本野鳥の会の長靴を検討してみてください。